サンワサプライ LM-A32R1WとLM-A34R1Wを比較|2本・4本ローラーで何が変わる?
子ども用の学習カードや、家で使う一覧表を、汚れにくい状態で残したい。サンワサプライ LM-A32R1Wは、そんなときに検討したいA3対応のラミネーターです。2026年6月10日に発表された2本ローラーモデルで、予熱は約60~90秒が目安です。
同じA3対応の4本ローラー機、LM-A34R1Wと迷うなら、「4本だから2倍速い」と考えると選び間違えます。公式の加工速度は、どちらも毎分300mm。違いは主に、紙を熱で貼り合わせて送り出す仕組みにあります。
まずは、この3点で選ぶ
- 数枚を必要なときに加工するなら、LM-A32R1Wを検討。A3対応と約60~90秒の予熱を、日常の使い方に合わせて考えます。
- 仕上がりの反りを気にするなら、LM-A34R1Wも比較。メーカーは4本ローラーで反りを抑える設計と説明しています。仕上がりを実機で比較した結果ではありません。
- フィルムの厚さと使える時間は、どちらも確認。対応は75・100µmで、4本ローラーだから厚いフィルムや長時間連続使用に対応するわけではありません。
両機とも取扱説明書に「業務目的で使用しない」とあります。店舗用の大量加工や、長時間動かし続ける用途を前提に選ばないでください。

必要な数枚を、手軽に加工したい
サンワサプライ LM-A32R1W
2本ローラーのA3対応機。家で使う印刷物を、ときどき数枚加工したいときの検討候補です。予熱時間だけでなく、対応フィルムと置き場所も合わせて確認します。
- A3・最大幅338mm、75/100µmフィルム対応。
- 予熱約60~90秒。室温などの環境で変わります。
- 加工速度300mm/分。用紙とフィルムの合計厚は0.4mmまで。
価格・在庫・納期・商品状態は購入先で確認

反りを抑える構造を重視する
サンワサプライ LM-A34R1W
4本ローラーのA3対応機。メーカーは、熱で圧着するローラーと送り出すローラーによって反りを抑えると説明しています。加工速度は2本ローラー機と同じです。
- A3・最大幅338mm、75/100µmフィルム対応。
- 予熱約90秒。環境により変わります。
- 加工速度300mm/分。4本ローラーを速度2倍と考えない。
価格・在庫・納期・商品状態は購入先で確認
買う前に、加工したい紙を1枚決めてみる
A4の予定表を、ときどき1~2枚。その使い方なら、まずLM-A32R1Wで対応サイズと厚さを確認し、購入価格と合わせて検討すると選びやすくなります。「A3対応だから大きい紙しか通せない」ということはなく、用紙に合うサイズの専用フィルムを使います。
A3の掲示物を、できるだけ平らに仕上げたい。この場合は、反りを抑える構造を持つLM-A34R1Wが比較候補です。ただし、紙やフィルムの条件でも仕上がりは変わります。大切な1枚をいきなり通すより、失敗しても困らない印刷物で使い方を確かめてから進めましょう。
75・100µmとは? 厚い紙を通す前の確認
両機の対応フィルム厚は75・100µm。さらに、用紙とフィルムを合わせた総厚0.4mm以内という条件があります。「100µmフィルムを使えば、どんな厚紙でも大丈夫」という意味ではありません。150µmなど、対応外のフィルムを使う前提では選べません。
フィルムは紙に合うサイズを選び、紙の周囲に2~5mmほど余白を残します。加工前にフィルムを切る、フィルムだけを通す、足りない部分をつぎ足す使い方は説明書で禁止されています。感熱紙や磁気カードなど、熱をかけられないものにも使えません。
数枚続けて加工するときと、片付けるまで
電源を入れたら、秒数だけで始めず、加工可能を示す緑のLEDを確認します。フィルムは閉じている側から、挿入口の中央へまっすぐ。前のフィルムが完全に出てから次を入れ、写真や厚い紙を続ける場合は10秒以上の間隔を取ります。
両機とも、連続1時間使ったら電源を切って30分以上冷ますよう指定されています。加工物も熱いので十分冷ましてから扱い、片付けは本体が冷めてから。何十枚も休みなく加工する使い方に向く機械、と読み替えないことが大切です。
本体寸法が同じでも、机の奥行きには余裕が必要
本体寸法は両機とも幅465×奥行115×高さ75mm。これは本体部分の寸法で、フィルムの出入りに必要な作業スペースまで115mmで済むわけではありません。前後に用紙がまっすぐ通り、排出されたフィルムを受けられる場所を確保します。
重量はLM-A32R1Wが約1.52kg、LM-A34R1Wが約1.9kg。使うたびに出し入れするなら重さも確認したいところです。消費電力の定格は700W/650Wですが、この数値だけで1枚当たりの電気代や省エネ性能の優劣は決まりません。
LM-A32R1Wは6月10日の発表で6月下旬発売予定として案内され、LM-A34R1Wは1月27日に発売が告知されたモデルです。発表日と、販売店ごとの販売開始日・現在の在庫は分けて確認してください。
公式出典と確認範囲
2026年10月19日確認。国内発表・発売告知、公式仕様、実際に読んだ取扱説明書と、購入先の確認時点の表示を区別しています。実機での比較試験ではありません。現在の価格・在庫・納期・商品状態は購入先で確認してください。


