XP-Pen Artist 16 3rdとCintiq 16 DTK1660K0D|机の操作と接続で選ぶ液タブ
液タブを置いたら、キーボードとケーブルで机が窮屈になった。XP-Pen Artist 16 3rd(CPCD161FH-BK)は、2つのX-Dialと8つのショートカットキーを備えた2026年のモデルです。操作を左手の届く場所へまとめたい人に、気になる構成です。
比較するのは、Wacom Pro Pen 2を採用するワコム Cintiq 16 DTK1660K0D。こちらは2019年発売の従来モデルです。同じ15インチ台のフルHDでも、手元の操作とPCへのつなぎ方が違います。
まずは、この3点で選ぶ
- 本体のキーとダイヤルを使いたいならArtist 16 3rd。8つのキーと2つのX-Dialを備えます。
- Wacom Pro Pen 2で描く構成ならDTK1660K0D。本体に8つのキーが並ぶタイプではなく、キーボードや別売ExpressKey Remoteなどを組み合わせて考えます。
- USB-C一本でつなぐには、PC側の映像出力対応が必要。Artist 16 3rdの接続条件です。DTK1660K0DはHDMI・USB-A・電源へ分かれる専用ケーブルを使います。
両方ともPCなどへ接続して使う液晶ペンタブレットです。以下はメーカー資料による比較で、描き味やペンの遅延を同じ条件で実測したレビューではありません。

左手の操作も、本体の近くへまとめる
XP-Pen Artist 16 3rd CPCD161FH-BK ブラック
15.4インチのフルHD画面に、X4スマートチップスタイラスを組み合わせたモデル。キーとダイヤルに、よく使う操作を割り当てられます。
- 1920×1080、筆圧16,384段階。画面サイズは15.4インチ。
- 約407.9×232.8×12.8mm、約1,355g。折りたたみ式スタンド付き。
- USB-C一本の接続は映像出力対応が前提。電源供給により外部電源が必要。
価格・在庫・納期・商品状態は購入先で確認

Wacom Pro Pen 2と、内蔵の折りたたみ脚
ワコム Cintiq 16 DTK1660K0D
15.6インチの従来型Cintiq 16です。ペンのほかに使うキーボードや、机の上での配線も一緒に決めたい構成です。
- 1920×1080、Wacom Pro Pen 2の筆圧8,192段階。
- 約422×285×24.5mm、約1.9kg(スタンドを除く)。内蔵脚の使用角度は19°。
- 専用3-in-1ケーブルでHDMI・USB-A・AC電源へ接続。
価格・在庫・納期・商品状態は購入先で確認
左手をどこへ置いて、何を操作したいか
Artist 16 3rdは、キャンバスの拡大縮小やブラシ調整などを2つのX-Dialへ割り当てられます。8つのキーも備えるので、キーボードへ何度も手を伸ばす作業を減らしたい人は、自分の操作を割り当てた場面を考えてみてください。
Cintiq 16 DTK1660K0Dは、Wacom Pro Pen 2と画面を中心にしたシンプルな本体です。メーカーが案内するExpressKey Remoteは別売。普段のキーボード操作を続けるのか、手元の操作機器を別に置くのかで、机の使い方が変わります。
USB-C一本で使う前に、PCの仕様を確認する
Artist 16 3rdをUSB-Cケーブル一本で使う場合、PC側がDisplayPortの映像出力に対応している必要があります。充電やデータ通信に使えるUSB-C端子があるだけでは、条件を満たしません。
メーカーは給電能力によって外部電源が必要になる場合も案内しています。電源アダプターは付属しません。追加給電時は、説明書の5V・2Aの条件を確認します。USB-AとHDMIを備えたPCでは、3-in-1ケーブルを使う接続方法もあります。
Cintiq 16 DTK1660K0Dは、専用3-in-1ケーブルを本体へ接続し、反対側をPCのHDMI・USB-AとACアダプターへつなぐ構成です。両モデルのケーブルを、同じ形だから流用できるとは考えず、指定品と手順を確認してください。
画面の数字と、机へ置く大きさを分ける
画面はArtist 16 3rdが15.4インチ、DTK1660K0Dが15.6インチで、どちらも1920×1080です。製品名の「16」だけを見て、16インチちょうどの画面や、別の世代の高解像度仕様だと考えないようにします。
本体の幅と奥行は、Artist 16 3rdが約407.9×232.8mm、DTK1660K0Dが約422×285mm。机や持ち運び用のバッグに収まるかを見るなら、画面の大きさと本体寸法を分けて比べます。
DTK1660K0Dは内蔵の折りたたみ脚で19°に設置でき、角度調整式のスタンドは別売です。Artist 16 3rdには折りたたみ式スタンドが付属します。描く姿勢と、持ち出すときの荷物まで考えると選びやすくなります。
筆圧の段階数だけで、描きやすさは決まる?
Artist 16 3rdは16,384段階、DTK1660K0DのWacom Pro Pen 2は8,192段階です。段階数が2倍だから、線の精度や使いやすさまで2倍になるという意味ではありません。
ペンの持ち方、使うソフト、筆圧設定にも左右されます。紙へ描く感覚やペンの追従性を実測比較していないため、数値だけで一方の描き味が上だとは判定しません。
国内発売・世代と仕様の出典
2026年10月21日にメーカー公開資料を確認しました。Artist 16 3rdはメーカーの国内オンライン発売案内が2026年4月17日、国内代理店アスクのCPCD161FH-BK発売時期は同年5月22日で、販売経路の情報を区別しています。
比較するDTK1660K0Dは、2019年1月11日発売のCintiq 16です。新しいCintiq 16の別型番や、Cintiq Proの仕様を混ぜていません。対応OSやドライバーは、利用前に最新のメーカーサポート情報も確認してください。