DENON AVR-X2900HとX3900Hを比較|5.2.2で足りるか、先まで広げるか
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床側に5本、高さ方向に2本。そんなホームシアターを考えているなら、DENON AVR-X2900H-Kの7chアンプが一つの目安になります。同じ2026年6月下旬発売として発表されたAVR-X3900H-Kとの違いは、単に「上位のほうが高音質」という話ではありません。スピーカーを何本置くか、どの映像機器をつなぐかで選び分けます。[1]
先に、選ぶ目安
- 床側5本+高さ方向2本で組む:AVR-X2900H。最大5.2.2構成に対応する7chアンプです。
- 高さ方向を4本へ増やす・複数サブウーファーを個別調整する:9chアンプと4系統の独立出力を持つAVR-X3900Hを検討します。
- ゲーム機やPCを多くつなぐ:HDMI入力は両機6系統ですが、4K120Hz対応はX2900Hが3系統、X3900Hが6系統。端子数だけでは同じではありません。[2][3]
まず「5.2.2」の意味を、部屋へ置き換える
先頭の5は床側のスピーカー、中央の2はサブウーファー、最後の2は高さ方向のスピーカー数です。AVR-X2900Hの内蔵アンプが担当するのは床側5本と高さ方向2本の計7本。サブウーファーは専用出力へ接続する別枠なので、「7.2chだから7本+高さ2本」とは数えません。[2][4]

5.2.2を軸に、構成を決めたい人へ
DENON AVR-X2900H-K ブラック
Dolby Atmosに対応する7chアンプ。予定するスピーカーが7本までなら、まずこのモデルで必要な接続を満たすかを確認します。[2][4]
- 構成:最大5.2.2。高さを増やす予定があるなら購入前に配置を決めます。
- 映像入力:HDMI4・5・6の3系統が4K120Hz/8K60Hz対応。
- 部屋に合わせる:Audyssey MultEQ XTを標準搭載。Dirac Live Room Correctionは別途有料です。[2][4][7]
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高さ4本や、先の拡張まで見据える人へ
DENON AVR-X3900H-K ブラック
内蔵9chアンプと11.4chの処理・プリアウトを備えます。外部アンプなしで11本を鳴らせる、という意味ではありません。[3][5][6]
- 構成:内蔵9chで床側5本+高さ4本など。11本の駆動には外部アンプが必要。
- 低音:4系統のサブウーファー出力はレベルと距離を個別調整できます。
- 映像・補正:HDMI入力6系統が4K120Hz対応。標準補正はAudyssey MultEQ XT32です。[3][5]
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ゲーム機とPCは、対応端子に何台つなぐ?
テレビへの出力だけでなく、4K120Hzを使いたい機器の台数を数えます。AVR-X2900HはHDMI入力6系統のうち3系統が対応、X3900Hは6系統すべてが対応です。対象機器が3台以内なら、台数のためだけに上位機へ上げる必要は薄い一方、4台以上を同じ条件で常時つなぎたいなら違いが出ます。映像の利用には、テレビやケーブル、機器側も目的の信号に対応していることが前提です。[2][3]
出力側にも差があります。X2900HはHDMI出力2系統。X3900Hはモニター出力2系統にゾーン2用の1系統を加えますが、ゾーン2は4K60Hzまでです。「3出力だから全部4K120Hz」と考えて別室用の機器を選ばないようにします。[2][3]
「11.4ch対応」を理由にX3900Hを選ぶ前に
X3900Hに内蔵されるパワーアンプは9chです。11本のスピーカーを使う取扱説明書の構成例では、フロント、リアハイト、サラウンドバックのいずれかの組を外部パワーアンプへ接続し、設定も変更します。将来7本+高さ4本へ広げたいなら、本体以外に外部アンプや配線、置き場所も必要になると考えておきましょう。[6]
一方、サブウーファー4系統は本体のスピーカー駆動用アンプが4つ増える意味ではありません。X3900Hはそれぞれの出力レベルと距離を調整できる点が特徴です。1台だけ使う予定なら、端子数の多さだけを購入理由にする必要はありません。[5]
標準のAudysseyと、有料のDiracを分けて考える
標準搭載の音場補正は、X2900HがAudyssey MultEQ XT、X3900HがMultEQ XT32です。X3900Hには複数サブウーファー向けのSub EQ HTもあります。まず標準機能で設定できる内容と、自分が使うスピーカー構成を照らし合わせます。[2][5]
Dirac Liveは「対応」とあっても無料付属という意味ではなく、アカウント作成とライセンス購入が必要です。X2900HはRoom Correction、X3900Hはそれに加えてBass ControlとActive Room Treatmentへの有料拡張に対応します。追加費用や測定に必要な準備を含めて判断する機能で、名前だけで音の良し悪しを断定するものではありません。[4][5][7][8]
出典と購入前の確認
2026年10月16日確認のメーカー国内発表と正規日本語取扱説明書・仕様に基づきます。両機は同世代の上下機種です。実機で音質を比較したレビューではありません。X3900H製品ページ上部の短い補正説明には取説との相違があるため、補正機能は取説本文を根拠にしています。将来提供予定のワイヤレスサラウンドを、現在使える機能には数えていません。商品画像は価格.comの対象型番画像です。価格・在庫・商品状態と販売者は購入先で確認してください。



